本記事はプロモーションを含みます

【こんなに多いの!?】マレーシアの祝日

マレーシア人には大きくマレー、中華、インドのルーツを持つ方々がおり、それぞれ生活習慣や文化的背景が異なります。そしてマレーシアではそれぞれの文化に合わせた祝日が設けられております。

今回はそんな色んな国の祝日が体験できるマレーシアを紹介いたします。

Contents

マレーシアの祝日

マレーシアにはマレーシア独自の祝日に加え、イスラム教・中華圏・ヒンドゥー教で定められた祝日があり、それぞれ独自の祝い方があります。住んでいると1年の3分の1から半分くらいは休みなんじゃないかと思うくらい休みがあります。ただし日本人には馴染みのあるお正月を祝う習慣は無く新年早々仕事は開始されるようです。(代わりに中国の旧正月を祝います)

💡TIPS

祝日は基本的にみんな休みます!しかも祝日前後も休む場合が多いです。政府機関も機能しないためビザの申請等もストップしてしまうので注意が必要です。(特にラマダン&ハリラヤ期間は1-2か月くらいずっと休みなんじゃないかと思われるくらい申請系は滞ります。)さらに休み期間中にホテルやレストランに問い合わせても回答がないことが多々あります。申請する側、問い合わせする側がマレーシアの祝日を配慮する必要があります。

全国的な祝日

各民族ごとの休みとなりますが、学校や会社、政府機関は概ね休みになることが多く、特にビザの申請等はストップする可能性があります。

また配送が遅延したりホテルなどの問い合わせも返答がない場合があるので注意が必要です。

日付 カテゴリ 祝日名 内容
1月1日(固定)全国New Year’s Day(新年)グレゴリオ暦の新年
1〜2月下旬(第4〜5週ごろ)中華系Chinese New Year(春節)旧暦の元日から2日間(移動祝日)
3〜5月上〜下旬(移動)イスラム教Hari Raya Aidilfitri(ハリラヤ・アイディルフィトリ)断食月明けの祝祭(移動祝日)
5月1日(固定)全国Labour Day(レイバーデー)労働者の日
5月中旬(第2週ごろ)仏教Wesak Day(ウェーサクデー)仏誕節(移動祝日)
6月第1月曜全国Agong’s Birthday(国王誕生日)アゴン(国王)の誕生日
6〜7月上旬(第1週ごろ)イスラム教Hari Raya Haji(ハリラヤ・ハジ)犠牲祭(移動祝日)
6〜8月下旬〜上旬(移動)イスラム教Awal Muharram(アワル・ムハラム)イスラム暦の新年(移動祝日)
8月31日(固定)全国Merdeka Day(独立記念日)1957年の独立を記念
9〜10月上〜中旬(移動)イスラム教Maulidur Rasul(マウリドゥル・ラスール)預言者ムハンマドの誕生祭(移動祝日)
9月16日(固定)全国Malaysia Day(マレーシア・デー)1963年のマレーシア結成を記念
10〜11月中旬(移動)ヒンドゥー教Deepavali(ディーパバリ)光の祭典(移動祝日)
12月25日(固定)全国Christmas(クリスマス)キリスト教の祝日

地域ごとの祝日

マレーシアでは各州が全国との休みとは別に独自に祝日を定めています。旅行に行く場合は訪れる州で休みではないかなど確認しておくと安心です。祝日のタイミング訪れるとお店や遊園地などの施設も休みの可能性があります。
※毎年日付が異なるものもあり、最新情報はネットで調べたほうが良いです。

日付 カテゴリ 祝日名 内容
2月1日(固定)連邦直轄区(KL/プトラジャヤ/ラブアン)Federal Territory Day(連邦直轄区記念日)直轄区成立を記念
1〜2月満月前後(移動)KL/プトラジャヤ/ジョホール/ネグリ・スンビラン/ペラ/ペナン/セランゴールThaipusam(タイプーサム)ヒンドゥー教の祭典(州限定)
ラマダーン期17ラマダーン(移動)複数州Nuzul Al-Quran(ヌズル・アル=クルアーン)コーラン啓示の日(州により休日扱い)
3〜4月金曜日(移動)サバ/サラワクGood Friday(グッドフライデー)キリスト教の聖金曜日
4月15日(固定)マラッカ州Malacca Governor’s Birthday(マラッカ州知事誕生日)州元首の誕生日
4月15日(固定)マラッカ州Malacca Historical City Day(マラッカ歴史都市の日)1989年の「歴史都市」宣言を記念
5月30〜31日(固定)サバ州/ラブアンKaamatan Festival(カアマタン:収穫祭)収穫を祝う伝統行事
6月1日(固定)サラワク州Gawai Dayak(ガワイ・ダヤク祭)ダヤク族の収穫祭
7月7日(固定)ペナン州George Town Heritage Day(ジョージタウン世界遺産都市の日)UNESCO世界遺産登録を記念
7月22日(固定)サラワク州Sarawak Day(サラワクの日)サラワクの自治を記念
7月30日(固定)パハン州Pahang Sultan’s Birthday(パハン州スルタン誕生日)州スルタンの誕生日
7月31日(固定)ジョホール州Hari Hol Almarhum Sultan Iskandar(ハリ・ホル:故スルタン・イスカンダル追悼日)ジョホール州限定の記念日
その他各月(固定)各州Ruler’s/ Governor’s Birthday(統治者/知事誕生日)全州にそれぞれ存在する州独自の休日

特に盛大な祝日

ここではマレーシアで特に盛大に祝われる大きな祝日をメインに紹介していきます。

Merdeka Day(独立記念日) 8月31日

Merdekapicture

マレーシアで最も重要な祝日であるMerdeka Day(独立記念日)。1957年8月31日、マレーシアがイギリスから独立を果たした歴史的な日で、毎年この日には首都クアラルンプールを中心に盛大なパレードやイベントが行われます。街中には国旗「ジャロール・ゲミラン」が掲げられ、人々は民族衣装や国旗カラーを身にまとい、独立の喜びと誇りを分かち合います。7月下旬くらいからお祭りムードで手持ちのマレーシア国旗やマレーシアの歴史や国旗に彩られたTシャツなどのお祝いグッズが店頭に並びます。

当日の夜にはペトロナスツインタワーが特別カラーに彩られたり、花火が上がったりします。

☞ 文化的背景 

Merdeka Dayは、マラヤ連邦(現在のマレーシア西部)が1957年8月31日にイギリスから正式に独立したことを記念する祝日です。「Merdeka」はマレー語で「自由」「独立」を意味し、当時の首相トゥンク・アブドゥル・ラーマンが独立宣言で7回にわたり「Merdeka!」と叫んだ場面は、国民の記憶に深く刻まれています。

この日は単なる休日ではなく、マレーシアの国民意識を象徴する日でもあります。各地の学校や公共施設では独立の歴史を学ぶプログラムが行われ、国旗掲揚や愛国歌の合唱を通じて、世代を超えて「独立の意味」が受け継がれています。クアラルンプールの独立広場(ダタラン・ムルデカ)は特に象徴的な場所で、旅行者も歴史の重みを感じられるスポットとして人気です。

項目 内容
祝日名 Merdeka Day(独立記念日)
日付 8月31日(毎年固定)
起源 1957年、マラヤ連邦がイギリスから独立を果たした日
意義 国民が独立と自由を祝う、マレーシアで最も重要な国民の日
主な行事 クアラルンプール独立広場での公式セレモニー・軍事パレード・文化パフォーマンス

Chinese New Year (春節) 1月下旬から2月上旬

chinesenewyear

マレーシアの多民族社会を象徴する祝日のひとつが、Chinese New Year(春節)です。旧暦の元日にあたるこのお祭りは、中華系コミュニティにとって最も大切な行事であり、家族や親族が集まり新年を盛大に祝います。街中には真っ赤な装飾があふれ、爆竹や獅子舞、ドラゴンダンスなど華やかな伝統が繰り広げられます。ショッピングモールや観光地でも特別イベントが開催され、地元の人にとっても旅行者にとってもマレーシアの活気を楽しめる時期となります。

☞ 文化的背景 

Chinese New Year(春節)は、旧暦の正月を祝う中華系最大の祭典であり、邪気を払い、新しい年の幸運や繁栄、家族の結束を願う日として受け継がれています。マレーシアで春節が祝われるのは、19世紀以降に多くの中国系移民がマラヤに移住し、貿易や鉱業、農業を通じて定住した歴史に由来します。現在、国民の約2割を占める中華系コミュニティにとって春節は最も重要な伝統行事であり、国の公的祝日として定められています。

春節には、家の大掃除をして不運を払い新しい運気を呼び込む習慣があり、街や家庭は幸運の象徴である赤い装飾で彩られます。結婚している大人は、子どもや若者に「アンパオ(紅包)」と呼ばれる赤い封筒に入れたお年玉を配り、祝福を示します。また、ライオンダンスやドラゴンダンスは悪霊を追い払い福を招く象徴的な行事として、商店街やショッピングモールでも披露されます。旧正月前夜には家族が集まり、「リユニオンディナー」と呼ばれる豪華な食事を囲むことも欠かせません。

項目 内容
祝日 Chinese New Year(春節)
日付 旧暦の正月(毎年1〜2月ごろ)
起源 中国に由来する伝統的な新年行事。19世紀以降に移住した華人がマレーシアに根付かせ、公的祝日として定着。
意義 邪気を払い、新しい年の幸運・繁栄・家族の結束を願う。
主な行事 アンパオ(紅包)の配布/ライオンダンス・ドラゴンダンス

Hari Raya(ハリラヤ) 3月下旬から5月上旬

harirayapicture

マレーシア全土が華やかな祝祭ムードに包まれるのが、Hari Raya Aidilfitri(ハリラヤ・アイディルフィトリ)です。イスラム教徒にとって一年で最も重要な祝日のひとつで、断食月ラマダーンの終わりを告げる特別な日。家族や親族が集まり、互いに謝罪と感謝を伝え合い、伝統料理を囲んで喜びを分かち合います。ハリラヤは開始から1か月程度続きずっと祝賀ムード。行政サービスなどは遅延、停止されることが多いです。

☞ 文化的背景 

Hari Raya Aidilfitri(ハリラヤ・アイディルフィトリ) は、イスラム教の断食月ラマダーン明けを祝う最大の祝祭で、マレーシアのマレー系コミュニティにとって最も重要な行事のひとつです。ラマダーンは日の出から日没まで飲食を断つ修行の月であり、信仰心を深め、家族や地域社会の絆を強める期間とされています。その一か月の断食を終えた喜びと、神への感謝を表す日がハリラヤです。

この日はまず、早朝に新しい衣服(男性はバジュ・マライユ、女性はバジュ・クバヤなどの伝統衣装)を身にまとい、家族そろって礼拝に参加します。その後、親族の家を訪ねて互いに「マアフ・ザヒル・ダン・バティン(Maaf Zahir dan Batin:心身ともに許してください)」と謝罪し合い、関係を清めます。子どもたちはアンポー(お年玉)を受け取り、家族や近隣と祝宴を楽しみます。食卓にはレンダンやクエ・ラピス、サテーなど伝統料理や菓子が並び、家々は祝祭ムードに包まれます。

項目 内容
祝日 Hari Raya Aidilfitri(ハリラヤ・アイディルフィトリ)
日付 イスラム暦シャワル月の初日(ラマダーン明け、毎年変動)
起源 イスラム教の断食月ラマダーンを終えたことを祝う伝統行事
意義 断食をやり遂げた感謝と祝福を表し、家族・親族との絆を深め、互いに許し合うことで心身を清める
主な行事 伝統衣装を着用/親族訪問と謝罪の挨拶「マアフ・ザヒル・ダン・バティン」/子どもへのアンポー(お年玉)

Deepavali(ディーパバリ) 10月下旬から11月上旬

DEPAVALIpicture

マレーシアのインドにルーツを持つ方々の祝日のひとつが、Deepavali(ディーパバリ)です。別名「光の祭典」と呼ばれるこのヒンドゥー教の新年祭では、街や家庭に無数の灯りがともされ、人々は新たな始まりを祝います。ショッピングモールやリトル・インディアなどでは華やかなコーラム(Kolam)と呼ばれる色砂や米粉で描かれる幾何学模様の飾りやランタンやキャンドルが飾られたりイベントが行われ、旅行者にとっても幻想的で温かい雰囲気を体感できる期間となります。

☞ 文化的背景 

Deepavaliは「光が闇に勝利する日」を象徴するヒンドゥー教の重要な祝祭です。起源は神話にあり、ヴィシュヌ神の化身クリシュナが悪魔ナラカースラを討ち、平和と光を取り戻したと伝えられています。

この日、信仰を持つ人々は早朝に身を清め、寺院で祈りを捧げます。家庭の玄関にはコーラム(Kolam)を飾り、夕方からはオイルランプやキャンドルを灯します。これらは「光が闇を払い、善が悪に勝つ」ことを象徴しています。

マレーシアでは、クアラルンプールのブリックフィールズ(リトル・インディア)やペナン、ジョホールなど各地で大規模なイルミネーションやマーケットが開催されます。伝統菓子「ラドゥ」やスパイス料理も振る舞われ、多民族国家ならではのにぎやかで開かれた雰囲気が広がります。

項目 内容
祝日名 Deepavali(ディーパバリ)/光の祭典
由来 ヴィシュヌ神の化身クリシュナが悪魔ナラカースラを討ち、平和と光を取り戻した神話に基づく
意義 「光が闇に勝利する」「善が悪を打ち負かす」ことを象徴するヒンドゥー教最大級の祝祭
主な習慣 早朝の沐浴・寺院での祈り/玄関前のコーラム装飾/オイルランプやキャンドルを灯す
見どころ リトル・インディア(クアラルンプール・ブリックフィールズ)や各地のマーケット、イルミネーション、伝統菓子やスパイス料理

以上、マレーシアの祝日をお届けました。マレーシアに住んでいると多民族国家ならではの色々な国の祝日を体験できます!