「マレーシアのインターナショナルスクールに入学が決まった!」 おめでとうございます!
これから始まるマレーシア生活にワクワクされていることと思います。
しかし、その前に立ちはだかる大きな壁が…そう、ビザの手続きです。
マレーシアは留学ビザが取りやすいとの噂ですが、それでもビザの取得は結構大変です。
本記事には私たちの体験を余すことなく記載しました。かなりのボリュームです。
私たち家族の体験ですので、学校や地域によっては異なる可能性があることをご了承ください。少しでも参考になれば!
Contents
親子留学に必要なビザの種類を知ろう
まず、親子留学で必要なビザは基本的に以下の2種類です。
Student Visa(学生ビザ)
お子さんが学校に通うための許可証です。入学する学校が申請します。
Guardian Visa(保護者ビザ)
学生ビザを持つ子供に付き添うための許可証です。子供1人につき、保護者1名(通常は母親)にのみ発給されます。
学校ではなく自分で申請する必要があります。(大抵は学校にサポートしてくれるエージェントがおりますのでご安心ください)
→学生ビザは学校が申請。保護者ビザは自分で申請です。
TIPS
父親は基本的に保護者ビザを取得できません。もし長期滞在が必要な場合は別の方法(MM2Hやデジタルノマドビザ、観光ビザでの往復など)を検討する必要があります。
ただし、最近は地域によっては、複数名お子さんがいる家庭向けにセカンドガーディアンビザとして父親に保護者ビザを発行してくれる場合もあります。
学校の保護者ビザ申請エージェントに確認してみてください。この国では知らないことを質問することは全く問題ではありません!分からないことは学校やエージェントにどんどん質問、確認していきましょう!
【準備】申請に必要な書類
必要な書類には日本で準備するものと、マレーシアで準備するものの2種類があります。
なお学校や対応してくれるエージェント、さらに申請タイミングによっても必要な書類は変わってきます。ここには私が実際に申請したり聞いたりした書類を記載します。もしかすると不要だったり、他にも必要な書類があると思いますがご了承ください!
日本で準備するもの
準備が必要な書類は 学校からリストが送られてくるはずですが、日本で早めに準備しておいた方が良い代表的な書類はこちらです。
1.パスポート(有効期限が18ヶ月以上など、十分に残っているもの)
※親子とも必要。スタンプを押すページ数も余裕があるか確認!
2.パスポートのカラーコピー(白紙部分も含めて全ページカラー)
※マレーシアについてすぐ印刷が大変なので、日本でコピーしておいた方が楽です。
※不要、白黒でOK、カラーじゃないとダメといくつかパターンがありました…カラーで持っておけば間違いないです!
※親子とも必要。
3.証明写真(背景の色やサイズに厳しい規定があります。学校の指示に従いましょう)
※親子とも必要。背景が白だったり、青だったりと学校によって規定が異なります。
4.戸籍謄本の原本
※マレーシアの日本大使館で婚姻証明や親子関係を証明する書類を発行するために必要なります。
※マレーシアの日本大使館に提出するタイミングで3か月以内に発行したものが必要になります。
5.父親の銀行口座の残高証明書(英文)
※子供用と保護者用で2部あったほうがよいです。
※残高いくら以上という指定がある場合があります。残高は多めにしておいた方がいいです。マレーシアで生活するのに十分な資金があるかの確認のようです。
6.父親の会社在籍の証明書(英文)
※子供用と保護者用で2部あったほうがよいです。
※会社で発行してくれます。
⚠️注意 書類の要件は、州や学校、申請時期によってコロコロ変わります。必ず学校の担当者(アドミッション・オフィス)の最新の指示に従ってください。
TIPS
「5.父親の銀行口座の残高証明書(英文)」は銀行では残高証明書を英訳してくれないことがあります。その場合は民間の英訳事業者に依頼して英文を作成してもらう必要があります。
マレーシアにも英訳会社はありますが、期日に間に合わない等あまり評判がよくないので日本で英訳して持ってこられることをお勧めします。
マレーシアで準備するもの(準備できるもの)
以下は在マレーシア日本大使館でも取得できます。
各種証明書発行の案内はこちらからご確認ください。→各種証明書発行 | 在マレーシア日本国大使館
1.英訳された婚姻証明書
※日本から持ってきた戸籍謄本をもとに在マレーシア日本大使館で作成してもらいます。
2.英訳された出生証明書(親子関係の証明書)
※日本から持ってきた戸籍謄本をもとに在マレーシア日本大使館で作成してもらいます。
マレーシア入国の際に入国したスタンプも必要になりますので、準備するものに記載します。
3.マレーシア入国スタンプが押されたパスポート
※必ず有人ゲートから入国しスタンプを押してもらう。
4.マレーシアへ来た時のフライトチケット(電子チケットのコピーでもOK)
※搭乗券は捨てずにとっておいてください。
ビザ取得の際に保険への加入も必須となる場合があります。
5.マレーシアの民間医療保険への加入
※学校又はビザ担当エージェントが契約を手伝ってくれます。(指定の医療保険へ)
※自分で好きな医療保険を選んで契約することもできます。
【申請】留学ビザの申請
親子留学のためのビザの取得は学生ビザ→保護者ビザの順番になります。
まずはマレーシアに着いたらすぐに学校に行き学生ビザの取得方法を確認してください。学校の受付に学生ビザを取得したい旨を伝え、指示に従い準備した書類を提出してください。(ついでに保護者ビザの取得についても確認しておくといいと思います。)
というのもマレーシアではビザ取得には何か月もかかる場合があります。学生ビザの取得が遅れると保護者ビザの取得も遅れます。
多くの場合、保護者は観光ビザで入国することになるので、観光ビザの滞在期間である90日を超えてしまう可能性があります。
ビザだけは可能な限り早く取得できるように心がけましょう。
TIPS
海外の学校は自分から行動しないと何もしてくれませんので、積極的に学校の受付に行って学校の人と会話しましょう。
英語が流暢じゃなくても、気持ちは伝わります!How to get the Student Visaとか言えば伝わります。
※ここまで来たら恥は掻き捨てです。
学生ビザ(Student Visa)取得のステップ
依頼先:お子様が通うインターナショナルスクール
取得までの期間:1-3か月程度(時期や学校によってだいぶ異なる)
学校に依頼
上記しましたが、まずは学校に行って学生ビザ取得を依頼します。そこで必要書類を提示されますので準備しましょう。
必要書類の準備
在マレーシア日本大使館で取得が必要な書類があるので、準備します。
在マレーシア日本大使館へ申請、来場予約をして書類を取得します。申請から書類取得まで1-2週間ほどを見込んでおくとよいと思います。
学校に資料を提出
準備した書類を提出します。もし一部の書類が遅れそうであれば、揃ったものから先に出してしまいましょう。
その分だけ先に処理してくれる場合もあります。
資料提出の際に、ビザの取得予定日も確認しましょう。
学校から連絡がきてビザゲット!
学生ビザの準備が出来たら、学校から連絡がきますので受け取りに行きましょう。
これで子供たちはビザゲットです!
※ビザの取得予定日になっても学校から連絡がこない場合は、学校に連絡してみましょう。プッシュしないと後回しにされる場合もあります。
TIPS
子供の学生ビザを申請したタイミングで保護者ビザの担当者に連絡し、必要書類を確認しておきましょう。
必要書類を事前に準備しておけば、学生ビザを取得出来次第すぐに保護者ビザを申請できます。
保護者ビザ(Gurdian Visa)取得のステップ
依頼先:マレーシア移民局(学校と提携しているビザ取得エージェント経由 ※学校は保護者ビザ取得には関わらない)
取得までの期間:1-3か月程度(時期によってだいぶ異なる)
備考:子供の学生ビザが取得できたら申請可能
学校提携のビザ取得エージェントに依頼
保護者ビザの取得は学校では対応してくれませんが、学校には保護者ビザ取得をサポートしてくれるエージェントがおります。
学校に担当者を確認して、連絡します。(大抵はチャットアプリ:Whatsappで連絡をやりとり)
学生ビザが取得出来たらすぐに依頼することをお勧めします。(学生ビザ取得中に担当者へ連絡して、すぐ保護者ビザを取りたい旨を伝えておきましょう)
恐らくこの時点でマレーシアに入国して80日近く経過している可能性があります。
すぐに動かないと観光ビザ滞在可能期間の90日を超えてしまいます。ビザの申請さえしてしまえば90日を超えても大丈夫です。
必要書類の準備
エージェントに確認して必要な書類を準備します。
在マレーシア日本大使館で取得が必要な書類は、子供のビザ申請の際に一緒に取得しておきましょう。
特に発行から3か月以内の戸籍謄本が必要な書類もありますので、期限には注意が必要です。
ビザ取得エージェントに資料を提出
エージェントの事務所に行って資料を提出します。学校ではない場合があるので、確認しましょう。
提出する際に、いつ頃保護者ビザが取得できるかも確認しておきましょう。
民間保険の契約
ビザ取得エージェントがサポートしてくれますが、マレーシアでの民間の健康保険の契約が必要になります。(我が家はAIGでした)
エージェントに確認して必要な処理を実施してください。
エージェントから連絡がきてビザゲット!
エージェントから連絡がきますのでエージェントのオフィスまで受け取りに行きましょう。
これで親もビザゲットです!
※ビザの取得予定日になっても連絡がこない場合は、エージェントに連絡してみましょう。プッシュしないと後回しにされる場合もあります。
TIPS
ビザ申請中はパスポートを提出します。そのため、マレーシアから国外へ行けません。またマレーシアの国内線でも飛行機に乗る際にパスポートの提示を求められるので、マレーシア国内旅行でも飛行機を利用することはできません。
以上、私たちが体験した経験を踏まえ、留学ビザの取得までの流れを記載させていただきました。
ビザの申請方法や必要書類は日々変わります。(本当にすぐに変わります…)最新情報は必ず入学されるインターナショナルスクールに確認してください!
【予算】ビザ取得にいくらかかる?費用の目安を公開
ビザ関連の費用は、学校に支払う事務手数料や、その時のイミグレーションの規定によって変動しますが、私たちが実際に経験してわかった「大まかな目安」をまとめました。
親子2人(子供1人+保護者1人)で渡航する場合、合計で約15万円〜25万円前後は予備費として見ておくと安心です。
| 項目 | 目安金額(1人あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| 学生ビザ申請料 | RM 2,000 〜 3,000 | 学校への事務手数料 |
| 保護者ビザ申請料 | RM 1,500 〜 2,500 | エージェント手数料、印紙代含む |
| マレーシア民間保険料 | RM 500 〜 1,000 | ビザ取得に必須(プランにより変動) |
| 日本大使館での証明書発行 | 1,500円前後 | 婚姻証明・出生証明など(1通あたり) |
| 英文残高証明・翻訳代 | 5,000円 〜 15,000円 | 日本の銀行や翻訳会社へ支払い |
TIPS
学校によって手数料が大きく違う
インターナショナルスクールによって、ビザ申請の事務手数料(Admin Fee)が大きく異なります。入学時のインボイス(請求書)に「Visa Processing Fee」という項目があるかチェックしてみてください。
ビザは「1年更新」が基本
多くの場合、ビザの有効期限は1年です。つまり、来年も同じような費用(更新手数料)が発生することを予算に組み込んでおきましょう。
年々値上がり
マレーシアの物価は年々値上がりしています。併せてインターナショナルスクールの費用も年々値上がりしております。数年計画で留学される場合は余裕のある予算を確保しておくことをお勧めします。
[補足] 保護者ビザをゲットしたら次はすぐに銀行口座開設へ
保護者ビザをゲット出来たら、ほっとするのもつかの間すぐにマレーシアの銀行口座開設を行ってください。
学校や保険からのリファウンドや様々なマレーシア国内での支払いにも口座が必要になってきます。
ですが、なんと子供の学生ビザの残存期限が6か月以上ないと口座を作成できません。恐らくこの時点でインターナショナルスクールに入学してから4-5か月が経過している可能性があります。残り1か月の間に銀行口座開設を開設しなければなりません。
インターナショナルスクールはイベントが多いのであっという間に日にちが経ってしまいます。できればビザを受け取ってすぐに銀行に向かいましょう。
[銀行口座開設の流れ(体験談)]
保護者ビザゲット → 学校から口座開設レターをもらう(1日か2日程度) → 銀行窓口に行って口座を作成してもらう(早ければ1時間ほど)


